夏に涼しい家にするためのポイントとは？断熱と気密について解説します

夏に涼しく過ごせる住まいの実現には、断熱性と気密性が重要です。

この断熱性と気密性がどのようなものであるのか、ご存知ですか。

今回は、そんな断熱性と気密性についてご紹介します。

また、涼しい家にするためのポイントについても解説するため、ぜひ最後までご覧ください。

 

□夏涼しい家にするために大切な断熱と気密とは？

 

＊断熱性とは

 

断熱性とは、熱の伝導や放射を制御し、室内の温度を外部の環境から遮断する性質のことです。

つまり断熱性の高い家であれば、夏の熱い外気の影響を受けにくくなります。

 

断熱性の高い家を実現するためには、壁の断熱性はもちろん、屋根や天井の断熱性を高めることが重要です。

 

＊気密性とは

 

気密性とは、ある物体や建造物が外部からの気体の浸入や透過を制御する性質のことです。

そのため、気密性の高い家では、外部の空気や気体の流入や漏れを最小限に抑えることができます。

 

一方で家の気密性が低いということは、隙間が多いということであり、外気が家の中に入りやすくエアコンをつけていても冷気が外気に暖められやすいということになります。

 

これらの性質から、夏涼しい家にするためには、断熱性と気密性の両方が重要なのです。

 

□涼しい家にするためのポイントをご紹介！

 

それでは実際に、夏に涼しい家、つまり高気密高断熱の住宅を実現するためには、どのようなことを意識する必要があるのでしょうか。

ここでは、具体的に6つのポイントをご紹介します。

 

・壁や天井に十分な断熱材を充填する

・窓などの開口部を高断熱サッシにする

・断熱材入りの屋根材を取り付ける

・日射遮蔽（室内に差し込む日射を遮り、室温の上昇を抑えること）を意識する

・湿度調整と十分な換気を行う

・シーリングファンで体感温度を下げる

 

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□まとめ

 

今回は、夏に涼しい家にするために重要な、断熱性と気密性についてご紹介しました。

断熱性とは、熱の伝導や放射を制御し、室内の温度を外部の環境から遮断する性質のこと。

一方気密性とは、ある物体や建造物が外部からの気体の浸入や透過を制御する性質のことです。

今回ご紹介した6つのポイントを意識して、家づくりやリフォームを行なってみてくださいね。