エアコン1台で大丈夫?高気密高断熱の家なら大丈夫です!
2023/10/29
多くの方が悩む、エアコン1台の効果。
高気密高断熱の家では、エアコン1台でも快適に過ごせると言われています。
しかし、本当に1台で大丈夫なのでしょうか?
今回は、エアコン1台で快適さと電気代の節約を両立するためのポイントをご紹介します。
リフォームを考えている方、電気代が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
□なぜ高気密高断熱な家はエアコン1台で大丈夫なのか
*空間の壁での仕切りが少ない
高気密高断熱の家でも、壁で部屋が細かく区切られていると、エアコンの効果は半減します。
特にリビングとダイニングが別々になっている場合や、多くの壁や廊下がある場合は注意が必要です。
このような状況では、部屋専用のサブエアコンを設置することで、快適性が高まります。
*家全体に送風できる設備がある
暖かい空気は上に、冷たい空気は下に流れる性質があります。
このため、2階建ての家や勾配天井のある家では、温度のムラが生じやすいのです。
サーキュレーターや扇風機、シーリングファンを設置することで、空気の循環を促し、ムラを解消します。
*日射を遮る工夫が施されている
高断熱住宅は、エアコンの冷気が逃げにくい一方で、窓からの日射が溜まりやすいというデメリットがあります。
日射を遮るためには、ブラインドやカーテンだけでなく、外から遮るすだれや庇、外付けブラインドが効果的です。
□1台のエアコンをどこに取り付ける?
1.大きな窓から離れた位置
窓からの熱影響を最小限に抑えるため、エアコンは大きな窓から離れた場所に設置することが推奨されます。
窓近くに設置すると、エアコンの効果が減少する可能性があります。
2.適切な高さとスペース
エアコンは、周囲の空気を吸い込んで温度を調整します。
そのため、エアコンの周りにスペースがないと、効率的な温度調整ができません。
一般的には、床から1.8~2.4mの高さが理想的です。
3.障害物のない場所
エアコンの下に家具などの障害物があると、暖房時に温風が床まで届きにくくなります。
このような状況を避けるため、エアコンの下はできるだけ空けておくことが重要です。
4.壁の短辺に設置
部屋が長方形の場合、短辺側にエアコンを設置すると、効率的に部屋全体を温められます。
正方形の部屋では、電源コードが届く範囲で壁の中心部分に設置すると良いでしょう。
□まとめ
今回は、高気密高断熱の家でエアコン1台でも快適に過ごすためのポイントをご紹介しました。
適切な設置位置や、家の構造、日射対策など、様々な要素が影響します。
これらのポイントを押さえて、快適かつエコな生活を楽しみましょう。
エアコン1台でも、快適な生活空間を作り出すために、ぜひ参考にしてみてください。
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