電気代の値上がりには理由がある?急に高いことにも理由があります
2023/11/29
電気代が高騰している現状に、多くの人々が頭を抱えていることでしょう。
そこで今回の記事では、一般的な電気代の高騰の理由と、最近特に顕著になっているその背景について、深く探ります。
この記事を通して、高騰する電気代に対する理解を深め、その対策についても考えていただければと思います。
□電気代が高くなるのには理由があります
*使用量の増加とその影響
電気代が高くなる最も直接的な理由は、単純に電気の使用量が増えたからです。
家庭内での電力消費が増えると、その分だけ電気代も増加します。
特に、エアコンや暖房、大型家電の使用が多い場合、その影響は大きいです。
さらに、再生可能エネルギー発電促進賦課金という、国が設定する特別な料金も存在します。
この賦課金は、電気の使用量に応じて変動するため、使用量が増えるとこの部分も増加します。
*電気料金自体の値上がり
電気の使用量が増えていなくても、電気代が高くなる場合があります。
その主な理由は、電気料金自体が値上がりしているからです。
特に、2022年以降、世界的な燃料価格の上昇が影響しています。
2023年6月には、大手電力会社7社が電気料金を大幅に値上げしました。
このような動きは、新電力会社にも波及しています。
□なぜ電気代が急に高くなったのか
1.エネルギー自給率の低下
東日本大震災以降、日本のエネルギー供給状況は大きく変わりました。
原子力発電に対する信頼が揺らぎ、エネルギーミックスに大きな影響を与えました。
その結果、日本は輸入に依存するエネルギー供給に大きくシフトし、エネルギー自給率が低下しました。
2.天然ガスの価格高騰
日本の発電全体の37%を占める天然ガスの価格が高騰しています。
世界的な天然ガスの消費量が増加し、そのバランスが崩れたことが、電気代の高騰につながっています。
3.燃料価格と円安
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、化石燃料の価格が上昇しています。
また、日本では円安が進行しており、その結果として輸入物価が高騰しています。
これらの要因が複合的に合わさり、日本国内の電気代が高騰しているのです。
□まとめ
電気代が高騰する背景には、多くの要因が絡み合っています。
使用量の増加、電気料金自体の値上がり、エネルギー自給率の低下、天然ガスの価格高騰、燃料価格と円安など、一つひとつの要因が影響を与えています。
理解と対策が求められる今、この記事が皆様の参考になれば幸いです。
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