風呂場が寒い理由は窓にあります!断熱効果の高い窓を採用しましょう!
2024/01/02
大きな窓は開放的で空気の循環にも適していますが、風呂場には向いていません。
特に、節電や省エネを実現しつつ快適な風呂場を求める方々にとっては、風呂場に大きな窓を設置するのは不適切です。
今回は、風呂場が寒い主な理由である窓の問題を解説し、断熱性の高い窓を紹介します。
□風呂場が寒い理由は窓にあります!
風呂場の寒さを感じる原因の一つは窓にあります。
特に築年数の長い住宅では、換気のための大きな窓が設けられていることが多く、これが熱の大量の逃がし手になっています。
実際、開口部の断熱性能は住宅全体の断熱性能において極めて重要で、特に窓は最も熱の出入りが大きい部分です。
*窓からの熱損失
冬には窓から約60%の熱が逃げ、夏には約70%の熱が窓から室内に入り込んでいます。
これが、浴室が寒く感じる大きな要因です。
つまり、窓があることで、冬は寒く、夏は熱く感じるとも言えます。
*断熱化されていない窓の影響
在来工法の浴室では、窓からの冷気がタイルを冷やし、床や壁を冷えさせるでしょう。
たとえ浴室暖房が取り付けられ、床や壁が断熱化されていても、窓が断熱されていなければ十分な効果を発揮しません。
*リフォームの重要性
浴室が寒いと感じる場合、窓の断熱化が効果的です。
断熱化された窓に交換することで、冷気の侵入を抑え、快適な浴室環境が実現します。
□断熱効果の高い窓
断熱効果の高い窓にリフォームすることは、浴室の快適性を大きく向上させる手段の一つです。
1:複層ガラスの採用
複層ガラスは、2枚以上のガラスとガラスの間に空間があり、これが断熱効果を高めます。
ガラスとガラスの間には気体が充填されており、熱伝導を抑える役割を果たします。
2:断熱性の高いサッシの利用
断熱効果が向上するものとして、木製や樹脂製で断熱性の高いサッシを使用するのがおすすめです。
これらのサッシは、夏涼しく冬暖かい快適な空間を提供し、音の侵入や漏れを防ぐ効果もあります。
3:内窓の設置
内窓の設置は、既存の窓に加えて新たに窓を設ける方法です。
この「二重窓」構造により、断熱効果が高まり、施工時間も短く済むメリットがあります。
□まとめ
この記事では、風呂場が寒い主な理由である窓の問題と、その解決策として断熱効果の高い窓をご紹介しました。
寒さの原因が窓にあることを理解し、適切なリフォームによって快適な浴室環境を実現できます。
断熱性の高い窓へのリフォームは、快適さのみならず、光熱費の削減や結露防止にも寄与します。
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