屋根の遮熱リフォームのメリットや方法をご紹介!断熱と遮熱の違いも明らかにします
2024/01/10
築年数が10~15年の家を持つ人々にとって、屋根の遮熱リフォームは快適な住環境と節電を実現する重要な選択です。
多くの家庭では、「夏暑くて冬寒い」という悩みを抱え、遮熱リフォームの必要性を感じています。
本記事では、断熱と遮熱の違いを明確にし、屋根の遮熱リフォームのメリットや築年数に応じた最適なリフォーム方法を紹介します。
□屋根の遮熱リフォームの基本
断熱と遮熱は、しばしば混同されがちですが、その効果は全く異なります。
断熱は熱の移動を防ぎ、夏は外からの熱を防ぎ、冬は室内の暖かい空気を逃がさない役割を果たしますが、遮熱は熱を反射し、特に夏場における強い日差しを反射して室内の温度上昇を抑える役割を果たします。
適切な箇所に断熱や遮熱を施すことは省エネという観点で効果的です。
*屋根断熱と遮熱のメリット
1:屋根の断熱リフォーム
冬場の暖房効率を高め、光熱費の節約に貢献します。
複数の方法があり、家の構造や屋根材に最適なものを選択可能です。
2:屋根の遮熱リフォーム
夏場の室内温度上昇を抑え、快適性を保ちます。
夏は屋根に熱気が溜まりにくくなり、夜間の冷却が効率的になります。
*屋根断熱と天井断熱の違い
屋根断熱は屋根の外側と内側で行うのに対し、室内の天井部分で行うのが天井断熱です。
どちらも特徴が異なり、家の状態やニーズに応じて適切な方法を選択することが重要です。
□築年数ごとの遮熱リフォーム方法
屋根のリフォームは、築年数に応じて最適な方法が変わります。
1:築10年前後の屋根
材質的な問題が少なく、遮熱効果を高めるための塗装リフォームが一般的です。
この時期に適した遮熱塗料を選ぶことで、暑さ対策として効果が期待できます。
しかし、築年数がそれほど経っていなくても、初期のノンアスベストスレート瓦やコロニアル屋根など、特定の屋根材は劣化しやすい傾向にあります。
このような材質の屋根では、葺き替えや重ね葺きなどのリフォーム方法がおすすめです。
2:築20年を超える屋根
この年数を経過すると、屋根材の大半が何らかの形で劣化を始めるため、塗装だけでは不十分な場合が多くなります。
屋根材の傷み具合によっては、塗装リフォームで対応可能な場合もありますが、屋根材そのものを新しくする工事が必要になることもあります。
この場合、屋根と下地を全面的に交換する「葺き替え」や、既存の屋根に新しい屋根材を重ねる「重ね葺き(カバー工法)」を選択肢に入れることが重要です。
特に遮熱効果を持つ新しい屋根材を選ぶことで、屋根からの熱伝達を効果的に軽減できます。
□まとめ
この記事では、築年数が進むにつれて必要となる屋根の遮熱リフォームについて解説しました。
断熱と遮熱の違いを理解し、自宅の屋根の状態に合わせた適切なリフォーム方法を選ぶことが、快適で省エネな住環境を実現する鍵です。
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