屋根の遮熱シートのメリット・デメリットとは?住宅での施工方法もご紹介!
2024/02/26
快適でコストパフォーマンスに優れた住宅を目指す方にとって、屋根の遮熱シートの採用は重要な決断です。
この記事では、遮熱シートのメリット・デメリットとその施工方法、費用について解説します。
適切な屋根の改善方法を見極めたい方は、ぜひ参考にしてください。
□遮熱シートを屋根につけるメリット・デメリット
快適な室温の維持、電気代の節約、雨漏り防止、作業環境の改善など、遮熱シートは多くのメリットを提供します。
一方で追加工事の必要性や業者選びの難しさ、輻射熱以外の防止の限界、結露の問題などのデメリットも存在します。
これらの具体的な内容を以下で解説します。
*遮熱シートを屋根につけるメリット
1:室内温度の快適性の向上
夏は太陽の熱を遮断し、冬は室内の暖かさを保持します。
これにより、熱中症やヒートショックのリスクも低減され、特に年配者や子どもに優しい環境が実現します。
2:電気代の節約
室内温度が安定することで、エアコンの使用頻度が減り、電気代が節約できます。
3:雨漏り防止
シートの材質が雨漏りを防ぐ助けになります。
特にアルミと塩ビを組み合わせた素材は耐久性が高く効果的です。
4:作業環境の改善
工場や事務所の屋根に遮熱シートを設置することで、夏場の暑さによる作業効率の低下を防ぎます。
*遮熱シートを屋根につけるデメリット
1:追加工事の必要性
屋根裏の換気を改善するために追加工事が必要な場合があります。
2:業者選びの難しさ
遮熱シートの施工には専門的な知識と技術が必要です。
適切な業者を見つけることが重要です。
3:輻射熱以外の防止の限界
遮熱シートは輻射熱のみを防ぐため、他の熱源からの保護は限られています。
4:結露の問題
遮熱シートによる結露が発生する恐れがあり、適切な対策が必要です。
□遮熱シートの住宅への施工について
遮熱シートの施工には、費用と方法が重要なポイントです。
施工費用は屋根の面積によって異なり、例えば「サーモバリア」の場合は、1平方メートルあたり4,000~6,000円の費用がかかります。
施工方法は、折板屋根やスレート屋根に応じて異なり、適切な工法を選ぶことが大切です。
1:折板屋根への施工
折板屋根は金属製で凸凹しているため、スカイ工法のような特定の工法が必要です。
この方法は、遮熱効果と雨漏り防止を両立させます。
2:スレート屋根への施工
スレート屋根には、母屋上工法や二重ノジ工法が適しています。
これらの方法は屋根の形状に合わせて遮熱シートを施工します。
□まとめ
遮熱シートは、快適な室温の維持、電気代の節約、雨漏り防止など多くのメリットを提供しますが、デメリットも理解し適切な対策を講じることが重要です。
また、施工方法と費用の選択は、住宅の屋根タイプに応じて慎重に行う必要があります。
遮熱シートの正しい理解と適切な施工は、住宅の快適性と効率を大きく向上させることでしょう。
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